京都病院学会 京都病院学会

学会長挨拶

第56回京都病院学会
学会長 池田栄人

「WITHコロナ、愛と誠と夢のある病院づくり」

第56回京都病院学会の開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。

新型コロナウィルス感染症のパンディミックは、社会や医療に大きな影響を与えました。コロナ禍の中、これからの病院の在り方について、「WITHコロナ、愛と誠と夢のある病院づくり」をテーマとして掲げさせていただきました。

メインの特別講演として、日本感染症学会 館田一博先生をお招きして「COVID-19との対峙、~最新の情報から学ぶ~」を行っていただき、WITHコロナの知見を学びたいと思います。そして、学会全体のテーマについて、従来の基調講演を兼ねて会長講演を僭越ながら行わせていただきます。

皆さまは、取り巻く厳しい状況の中、目標に向かって日々奮闘されていることと思います。医療者にとって大切なこととして、「愛と誠と夢の追求」があると考えます。“愛”とは、患者さんや同僚へのやさしさ・思いやり、寛容です。“誠”とは、やるべきことをやる、結果の振り返りと改善、誠実さです。 “夢”とは、前に進むためのモチベーションであると同時に、苦しい時の支えです。これらのたゆまぬ追求が、人や組織を進化させ大きな成果に繋がります。そのためには健全経営が欠かせず、「病院づくり」として適切なリーダーシップとマネジメントが求められています。それぞれの病院・部署で、様々な知恵や工夫、取り組みが蓄積されていることと存じます。本学会を通じて、その貴重な経験を共有できればと願う次第です。

本学会の継続演題として、働き方改革があります。今後、避けて通れない課題で、「働き方改革、2024年へ向けて待ったなし」と致しました。単なる労働時間削減だけでなく、業務の効率化、タスクシェア・シフト、チーム医療・デジタル化の推進など課題満載です。

要望演題としては、地域医療の見直しが必須でありますので、「地域医療、コロナ対応から見えてきたこと」と致しました。昨年からのコロナ対応から、各病院の役割、患者の上り・下り搬送、コントロールセンターによる調整、非常時対応とガバナンス、地域連携としての感染対策など、多くの展開がみられました。見えてきた課題について議論できればと思います。

今回は、コロナ禍のためハイブリッド形式で、学会場を京都経済センターに変更しての開催となりました。準備に携わっていただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。そして、多くの方々の参加を賜り、京都の医療の発展に寄与できることを願っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年8月吉日

特別講演
「COVID-19 との対峙 ~最新の情報から学ぶ~」

日本感染症学会前理事長
東邦大学医学部教授
舘田 一博 氏

【略歴】

1985(昭和60) 年 3月 長崎大学医学部 卒業
1985(昭和60)年 6月 長崎大学医学部第二内科 入局
1990(平成 2)年 10月 東邦大学医学部微生物学講座 助手
1999(平成11)年 10月 米国ミシガン大学呼吸器内科 留学(2001年3月)
2005(平成17)年 12月 東邦大学医学部微生物・感染症学講座 准教授
2011 (平成23) 年 4月 同講座 教授
東邦大学医療センター大森病院 感染管理部部長

【関係学会等】

日本感染症学会理事 理事長(2017〜2021)
日本感染症学会監事    (2021~)
日本臨床微生物学会 理事長(2018〜)
ICD協議会 議長(2017〜)

基調講演【会長講演】 「WITHコロナ、愛と誠と夢のある病院づくり」

京都第一赤十字病院
院長 池田 栄人 氏

【最終学歴】

京都府立医科大学 昭和53年3月卒業

【略歴】

昭和53年4月~昭和55年3月 京都府立医科大学付属病院第一外科 研修医
昭和55年4月~昭和56年3月 京都第一赤十字病院第一外科 医師
昭和56年4月~昭和57年3月 京都第一赤十字病院第一外科 医師(常勤嘱託)
昭和57年4月~昭和59年3月 京都第一赤十字病院第一外科 医師(非常勤嘱託)
昭和59年4月~昭和60年3月 京都第一赤十字病院第一外科 医師(常勤嘱託)
昭和60年4月~昭和63年6月 京都第一赤十字病院外科 医師
平成63年7月~平成 7年1月 京都第一赤十字病院外科 医長
平成 7年2月~平成10年3月 京都第一赤十字病院 救急副部長
平成10年4月~平成18年12月 京都第一赤十字病院 救急部長
救命救急センター副センター長(~平成18年3月)
救命救急センター長(平成18年4月~平成29年3月)
平成19年1月~平成29年3月 京都第一赤十字病院 副院長
兼ねて 救急部長(~平成20年9月)
平成29年4月~ 京都第一赤十字病院 院長

【免許・資格等】

医師免許証 第240160号
京都府立医科大学 医学博士
日本救急医学会救急科専門医 第2477号
日本外科学会指導医 第S001389号

【賞罰等】

平成21年度 京都府救急医療功労者京都府知事表彰

継続演題 「働き方改革、2024年へ向けて待ったなし」

要望演題 
「地域医療、コロナ対応から見えてきたこと」

一般演題

「医師部門」「看護部門」「介護地域連携部門」
「薬剤部門」「放射線部門」「臨床検査部門」
「臨床工学部門」「リハビリテーション部門」
「栄養管理部門」「事務部門」
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